こんにちは。コミュニケーションスタッフの金子です。
4月23日(金)の夜、弊社の社内カフェを利用してHCD-Net様主催の「HCD-Netサロン」という勉強会
が開催されました。
HCDとは、Human Centerd Design(人間中心設計)の意味で、NAVERが追求している"ユーザーエクス
ペリエンスデザイン"と関連の深い分野であるため、社内カフェを会場としてご提供させていただき
ました。
ユーザーエクスペリエンスデザインとは、サービスを利用するユーザーの立場から、デザインや設計
で質のよい体験を提供するためのアプローチです。
NAVERのコンセプト「探しあう検索」は、従来のシステム型の検索だけでなく、人間の知識や経験を
活かして「本当に知りたい」ことに応える、という意味が含まれています。ネイバージャパンでは、
サービスに参加してくださるユーザーの方に、満足できる体験を提供することを重要だと考えて、
この分野に力を入れています。
社内には専用の機材を備えたリサーチルームがあり、ユーザーの方々の生の声を聞かせていただく
座談会(グループインタビュー)や、テスターの方の操作を観察させていただく調査、NAVERを利用
するときに、画面の上でどのように視線が移動するのかを調べるアイトラッキングテスト(図)など
をおこなっています。
社内での調査のほかにも、NAVER モバイルβやNAVER for iPhoneの利便性を高めるために、ユーザー
の方が普段どのように携帯電話を利用しているのか、携帯を利用した際の日記をつけていただき調査
をおこなったり、iPhoneを持ったスタッフが実際に街に出て、電波の届きにくい状況や、電車のつり
革を持ちながらの操作など、様々な利用シーンを実際に体験したりしています。
NAVERでは、今後もさらにユーザーの皆さんを理解し、新しい検索体験をご提供していきたいと考え
ています。

